90年代以降はインターネットが普及したことにより、様々な形のビジネスが台頭し始めました。

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1990年代・2000年代に流行ったビジネス

 

1990年代はPCとインターネットが普及したことで、企業のホームページ製作などが流行しました。
2000年代には企業など限られた人だけではなく、個人向けのネットサービスも普及したことで、ブログの需要が高まっていきます。
アメブロを手がけるサイバーエージェントや、掲示板、ブログなど幅広いネットサービスを提供したライブドアが急成長を遂げました。

 

ネット関連のものだけではなく、時代の変化に合わせてマンパワーで売るスタイルの需要も高まっていました。
当時大きな成長を遂げた代表格の一つは光通信です。強引な営業や過激なノルマを問題視されることもありましたが、自社で商品開発するのではなく既製品を売る商社も営業力がある所が成長していました。

 

30代、40代以上の人なら「そんなものもあったな」と思う1990年代・2000年代に流行ったビジネスをまとめました。

 

 

90年代に流行ったビジネス

急速に発展したインターネット

90年代はインターネットの普及バブル崩壊デフレの進行が著しかった時代です。
大きな成長を遂げた業種や新しく普及したサービスをご覧ください。

 

ホームページ製作

インターネットの普及で中小企業もホームページを作るようになります。
Web製作会社が全国に多数登場しました.

 

デフレに伴う格安店やネット通販の増加

飲食店では、牛丼チェーンが価格競争をスタートさせたり、ルートインなど安さを売りにしたホテルが新店を続々と出したりなど、既存サービスに比べて安さを売りにしたサービスが普及します。
1997年に楽天市場がオープンするなど、ECサイトも少しずつ普及していきます。

 

車買取専門店の登場

業界のパイオニアと呼ばれるガリバーが1994年に1号店をオープンし、続々と出店します。
それまでディーラー下取りが中心だった中古車買取業界に大きな変化が訪れます。
車業界に限らず、地域密着型の企業よりも全国展開の大手がシェアを拡大していきます。

 

家電業界

90年代は大学生の人気就職先企業上位にソニー日立東芝などの家電メーカーが上位を占めていました。
家電の進化が著しかった時期で、全国で家電量販店が増加していきます。
流行していたウォークマンをはじめ、人気の家電が先着1名で1円で買える広告が流行して、家電量販店に徹夜して並ぶ光景をよく目にしました。

 

 

2000年代に流行したビジネス

普及が広まった携帯電話

2000年代はネット証券ネットオークションECサイトの普及など、インターネットの影響でライフスタイルが大きく変化していきます。

 

また、1人1台が当たり前と呼ばれる携帯電話が大きく普及したのもこの時期です。
2000年代はネットや携帯に関連したビジネスが流行しました。

 

2010年代に流行したビジネスはコチラ

 

 

携帯電話販売

携帯電話販売は、小売店と法人向け携帯電話の2つの分野で大きな成長を遂げました。
当時は端末代1円の商品も多く、大手キャリアが運営する携帯ショップのほか、安さを売りにした携帯ショップが相次いで出店しました。

 

企業では営業スタッフが携帯電話を持つ需要が増加します。当時は現在のような、かけ放題プランがなく、会社は携帯電話の通話料がコストを大きく圧迫していました。
大手キャリアがプラン変更する度に、コスト削減を提案する営業が行われ、法人営業系の定番商材として定着しました。

 

せどり

ECサイトの普及によって、個人が店舗で買った物をネットで売るせどりが流行します。
ほかにも、業者用オークションで仕入れた中古車をヤフオクで売るなど、この時期からネットを活用した個人単位のビジネスモデルが増えていきます。

 

アフィリエイト

ネットの普及に伴い、ネット広告の需要も高まっています。
当時はキーワードをたくさん詰め込んだブログを書くだけで検索エンジンに上位表示されたことから、Web製作ノウハウを持たないアフィリエイターも多数存在していました。

 

落とし穴のある商法

表現が悪い部分もありますが、2000年代からはビジネスも多様化してきて、販売戦略の形も変化します。
たとえば、大手ショッピングセンターでくじ引きを開催して、大半が携帯電話端末を安く買える特典が付与されるなど、一見特別に見える状況を演出して売り込むビジネスが増加します。
ほかにも、健康食材パワーヘルスなどの医療機器を無償もしくは格安で提供するビジネスが増加するなど、商品力だけではなく販売戦略でものを売る形が多様化していきます。