ヤフオクでスキルを販売
ヤフオクには「スキル、知識」のカテゴリーがありスキルを販売することができるのをご存じでしょうか?
ただし、ネットオークションの特性から、自分のスキルを人に教えるビジネスや現場で直接作業するスキルを売る事例は少ないです。
実際にヤフオクの「スキル、知識」のカテゴリーで出品されている商品の一例をご覧ください。
- 投資の自動売買ツール(ソフト)
- SEO対策
- YouTubeの登録者数3,000人増やします
- 通信教育の教材
- ヤマハ音楽教室の教材
- 似顔絵
- ホームページ作成
- ebay出品代行
- 個人輸入代行
- 動画編集
- PCソフト
- 翻訳機
このほかにも多数の出品事例があり、一定の規約はあるものの新しいアイデアであれば基本的に何でも出品できます。
ただしヤフオクで売れやすいスキルやサービスの特性を理解しておかないと落札率が低くなるので注意してください。
ヤフオクの買い手は個人が多い
ヤフオクでスキルを買う人は個人が多いです。
たとえば結婚式のプロフィールムービーを業者よりも個人のクリエイターに安く作ってもらう需要は高いですが、法人のPRムービーなどの仕事はありません。
初心者にはハードルが高いネット取引の代行は人気ですが、入力代行など法人需要の高いスキルは、ランサーズ・クラウドワークスなどクラウドソーシングサイトを利用した方が有利です。
ヤフオクの規約上の出品可否で判断するのではなく、ヤフオクが他のサービスで売るよりも優れているか見極めるようにしましょう。
売れなければ手数料を取られないことから、「ヤフオクでこんなスキルは売れにくいだろう」と思うようなものは、他のコンテンツとの併売でヤフオクに出品しているケースが多いです。
なお、ヤフオクの「スキル、知能カテゴリー」では翻訳機をはじめ、人の代わりになるIT機器の人気が高いです。
ヤフオクは個人が持っているスキルよりも、商品の売買に強い特性を持っていて、落札されてから詳細の打ち合わせをするようなスキル販売は人気が高くありません。
ただし、困ったことや業者より安い個人対応サービスを探している方はヤフオクを活用する需要があるため、売れにくいスキルでも断続的に出品情報を掲載していれば十分チャンスがあります。
まずはヤフオクで腕試しをして、数件の取引をこなして自信がついたら、他のツールの活用や独立を視野に入れたスキル販売を検討してみるとよいでしょう。
その他のスキル販売ツール
ヤフオク以外のスキルWEB販売ツールは以下のサービスが人気です。
- ジモティ
- ココナラ
- ストアカ
- サイタ
上記は主に個人を相手にスキルを売ることで人気のサービスです。
ジモティは直接会って現場で売るスキルに強く、ココナラは現場系とネット系(メール完結)など幅広いサービスが人気で、昨今は占いや各種相談など幅広いカテゴリーが需要を高めています。
ストアカとサイタは習い事に特化したマッチングサービスです。
このほか、企業相手に自分のスキルを売ってフリーランスの働き方をしたい場合は、クラウドソーシングサイトを利用するとよいでしょう。
売りたいスキルに合ったサービスを見極めることが、IT技術で自分のスキルを効率良く販売するコツです。