ネットでスキルを販売
ネットの普及によって、スキルを販売するビジネスモデルが増加しています。
代表事例はクラウドソーシング系サービスで、note、ココナラ(スキルのフリーマーケット)、timeticketなど新しいサービスが続々と登場しています。
幅広いマッチングサービスが増えたことで、プログラマーやエンジニアなどのIT系以外でもスキルを売ってフリーランスとして活躍することが可能です。
主要コンテントと仕事の事例
大手クラウドソーシング(ランサーズ、クラウドワークスなど)
Web製作や開発、デザイン、記事作成などの仕事を企業は発注し、フリーランスなどの個人が受注する仕事のマッチングサービス。
パソコンひとつでフリーランスに転身する人が増加。スキル販売による仕事の代表事例です。
note
ブログから派生したサービス内容で、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿できるコンテンツです。
フリー素材として無償提供することもできますし、投稿者の裁量で料金を設定して素材や文章を販売することが可能です。
ココナラ
スキルのフリーマーケットをコンセプトにするクラウドソーシングの一種です。
ロゴのデザインなど、一般的なクラウドソーシングの仕事に加えて、占いや恋愛相談など個人の買い手とのマッチングまで幅を広げているのが特徴です。
timeticket(タイムチケット)
個人の時間を30分単位で売買するものです。
おっさんレンタルや、レンタル彼女などのコンテンツから派生したもので、サイト製作やWebデザインなどクラウドソーシングの要素も持っています。
従来のクラウドソーシングは成果物に対しての報酬だったのに対して、時間に対しての報酬に特化している点が特徴です。
幅広い副業の事例
紹介したクラウドソーシング系の仕事のほか、対面によるものや企業から委託契約の形で働くビジネススタイルが増えています。
一部の業種では、新しい働き方や仕事の発注を導入するケースが増えています。
代表的な事例をご覧ください。
休日カメラマン
Our photo、Fotowa、PHOTONEIRO、CELEBABY、スキロッツなど多数のマッチングサイトがあります。
趣味のカメラを活かしたい人と、週末に記念日や結婚式などの行事でカメラマンを呼びたい人の双方で需要が高く、会社員の週末副業に最適です。
助太刀(建設現場のマッチングアプリ)
外注業務が多い建設現場では、受注業者と発注業者を結ぶ助太刀が普及しています。
建設業界で起業するには、スキルだけではなく人脈も求められましたが、マッチングサービスの普及でスキルさえあれば簡単に仕事を取れる環境に変化しています。
英会話(外国語)教室
在日外国人向けのサービスですが、英会話レッスンを個人単位で行うマッチングサービスが増えています。
習い事をしたり新たなスキルを習得したりする場合に、店舗型の教室ではなく個人単位の教室やマンツーマンレッスンを利用する需要が高まっています。
スキルさえあればやり方は多数ある
ここで紹介した以外にも、スキルを販売する方法は多彩な方法とマッチングサービスがあります。
ネットを通じた仕事や、近所の人をターゲットにしたジモティ、SNSを活用した集客など、やり方は数え切れないくらいあります。
販売したいスキルに応じて、買い手側が集まる流行のサービスを常に把握するなど市場調査(情報収集)をしっかり行うことが大切です。