デザインのスキルを売る(ランサーズ)
イラストやWEBデザイン(バナー制作など)のスキルがある方は、クラウドソーシングサービスを活用し、フリーのクリエイターとして活躍することができます。
デザインスキルの販売による働き方は年々増加しているので、まずは副業から始めてみるとよいでしょう。
今回はデザインのスキル販売に強いランサーズを活用した場合の、仕事内容や収益(報酬)について詳しく解説します。
クラウドワークスなど大手クラウドソーシングサービスにも共通していることが多いので、デザインスキルを持っている方はチェックしてみてください。
ランサーズで需要が高い依頼内容
ランサーズの中でデザインに関連した仕事依頼のよくある事例は以下の通りです。
- 企業ロゴ
- サイト内に登場するオリジナルキャラクターのイラスト
- POP・チラシ
- オリジナルバナーの制作
- 商品のパッケージ
- YouTube漫画の制作(原稿に沿った漫画制作)
- アイコン作成
上記はあくまでも一例ですが、イラストスキルが必要なものや、PCツールのみで作れるPOPやバナーなど幅広い仕事があります。
継続発注するクライアントが多数あるので、慣れてくればフリーランスの仕事でも安定した仕事量を確保できます。
ランサーズの報酬システム
ランサーズには以下5つの仕事形式があります。
- コンペ
- タスク
- 固定報酬(プロジェクト)
- 時間報酬(リモート・常駐)
- 月額報酬(常駐)
デザインを売る場合は主に固定報酬とコンペが多いです。
単価はコンペの方が高いですが、採用されなければ収益にならないので注意しましょう。
固定報酬は発注書を確認した上で受注して期日までに納品する形式と、注文を受けてからクライアントとビデオチャットで打ち合わせする形式があります。
幅広い仕事を受けたい場合は、ビデオチャットできる環境があると有利です。
短期的にまとまった仕事があり、現地スタッフと打ち合わせ・確認しながら作業する必要性が高い案件では、稀に月額報酬方式を採用しているケースがあります。
時給・日給はどれくらい?
ランサーズで仕事をする上で気になるのが仕事を時給・日給換算にした時の効率性です。
デザインのスキル販売は比較的平均単価が高いですが、一部で極端に安い案件があるので注意しましょう。
クラウドソーシングでは、主婦が空いた時間にマイペースで仕事をできればいいなど、本業として取り組まない方がたくさんいます。
こうした人は時給数百円程度でも仕事を受注する傾向があり、仕事をしっかり見極めて受注しないと、想像以上に時間を取られてしまうケースがあります。
コンペでの採用率が高い方や、良心的な報酬を用意するクライアントから継続的に受注できる方は、無理のない働き方で月収80万円を超えるケースもあります。
実績が少ない最初のうちは稼げないですが、スキルと納期をしっかり守って連絡を怠らない堅実性があれば、着実に報酬がアップしていきますよ!
なお、ランサーズを利用した場合、以下のルールで5~20%のシステム手数料を取られます。
システム手数料 | |
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契約金額10万円以下の部分 | 20% |
契約金額10万円超え20%以下の部分 | 10% |
契約金額20万円超え | 5% |
例:契約金額30万円 → システム手数料35,000円
(内訳10万円×20%+10万円×10%+10万円×5%)
また、クライアントが法人の場合はフリーランスへ支払う報酬に対して源泉徴収することが義務づけられていて、デザイン制作の仕事は基本的に10.21%の源泉徴収が差し引かれます。
源泉徴収の一部は確定申告することで還付されますが、システム手数料と合わせて手取りの報酬がいくらになるか把握した上で仕事を受注することが大切です。
手取りが同じ場合は源泉報酬有りの仕事を優先して受けるようにしましょう。