好きなことを仕事にするには自分に適正がある分野を見極めることが大切です。

ITの成長で進化するお金を稼ぐ方法をまとめたサイトのヘッダー画像

 

子供のなりたい職業でYouTuber(ユーチューバー)が上位に入っていることは、多くの方がご存じだと思います。
YouTuberは芸能人に近い極端な事例ですが、昨今はパソコンやインターネットを活用した新しい仕事が増えています。
仕事に求められることは安定性や将来性、やりがいや社会貢献、高給与などと言われていましたが、現代においては好きなことで楽しく仕事をすることを優先する若者が増加しています。

 

一昔前の好きなことでお金を稼ぐ職業では、お花屋さん、ケーキ屋さん、保育士、スポーツインストラクター、車の整備士など稼ぎがあまりよくない職種が多かったです。

 

なりたい職業を考える子どもたち

 

現在人気になっている職業は、種類にもよりますが

  • 会社員を大きく上回る高所得を手に入れられるもの
  • 一人前になれば比較的簡単に高水準の収入を受け取れる仕事

が多数あります。

 

 

インターネットが与えた影響

インターネットは1990年代から一般の家庭に普及して、2000年代にはi-modeなど携帯電話(ガラケー)でもインターネットを楽しめるようになりました。
着実な進化を遂げてきた中で大きな転機になったのがスマホの普及です。

1990~2000年代に流行したビジネスはコチラ

パソコンと同等のWebブラウザやスマホアプリを搭載したスマホを1人1台持つのが当たり前の時代に変わり、ネット検索需要の拡大はもちろん、動画閲覧、ゲームなどで既存の媒体からシェアを大きく奪っています。

 

ネット業界は進化を続けていて、最近ではスマート家電などのIoT(もののインターネット)人工知能(AI)、ITと金融技術が融合したフィンテックなどが普及し、第4次産業革命と名付けられる変貌期を迎えています。
また、金融の分野ではファクタリングなどの新しいサービスが普及してきました。これもインターネットの普及によるものの1つと言ってよいでしょう。
お金というものに対する概念も昔とは大幅に変わってきており、これからの生き方や資産形成の仕方も、これまでの常識は通用しなくなりつつあります。時代に取り残されないよう、知識を身につけることが大切です。

 

インターネットが与えた影響は多数ありますが、その中でも一般的な人の生活と働き方に関連した変化の一例をご覧ください。

 

 

ソフトを使ったゲームからスマホゲーム、オンラインゲームが主流に変化した

個人プログラマーでも発想が良い面白いゲームを作れば起業できる、
eスポーツが誕生など

 

 

 

マンガや小説が紙媒体から電子版に変化

出版社に認められなくても作った作品を全国の人に提供できるようになった

 

 

 

音楽はCD購入ではなくデータのダウンロードが主流に変化

誰でも音楽配信をして大成功するチャンスが増加(代表的な成功事例は米津玄師)

 

 

 

手軽に動画配信やライブ配信できる環境が整った

YouTuberをはじめとしたインフルエンサーが増加

 

 

 

インターネットを活用したマッチングサービスが普及

クラウドソーシングを活用したフリーランスの増加

 

 

SNSの影響力

若者に影響力があるSNSのイメージ画像

 

インターネットの与えた変化で大きな影響を与えたのがSNSです。
ピコ太郎の映像をジャスティン・ビーバーがツイートしたことで世界的に大ヒットしたのが代表的な成功事例です。
他にも、地方からでもSNSの発信によって大きな集客を達成するなど、地域の優劣がなくなってきました。

 

その反面、従来は些細なクレームで済んでいたような事例でも、SNSにアップされて炎上し、大きな損失が出るケースも増えています。

 

 

好きな事を仕事にするには何から始めればいい?

当サイトで紹介している新時代の仕事の大半は、起業に雇われるものではなく、成功してから事務所やチームに所属することはあっても、最初はフリーで活動する必要があります
日本一のYouTuberであるヒカキンの場合、スーパーの正社員で働きながら動画配信を続ける下積み時代があったのは有名なことです。

 

自分に向いてるものを見つけた男性イメージ

目指す職業や仕事の形にもよりますが、スキルや経験が何もない中でいきなり成功するのは困難です。最初はたとえお金にならないとしても、先行投資の意味も兼ねてとにかく動いてみることが大事になります。

 

学生であれば、目標に向かって専門学校に行ったり、サークルに入ってスキルを磨いたりするのもいいですし、部活をせずに独学で好きな分野の勉強を続けてもいいでしょう。

社会人の場合、まずは好きなことに時間を使える環境を作り、副業から始める方法がおすすめです。

ライター、プログラマー、エンジニア、Webデザイナーはクラウドソーシングの普及によって独立するチャンスが高まっています。時代の変化に合わせて将来の目標を探してみてもよいでしょう。
副業としてではなく、どうしても最初から本業としてやっていきたい!という人はよほど恵まれた環境が整っていない限り、必ず資金面でも壁に当たると思われます。

 

資金に困った際は銀行融資を受けるのが一般的な資金調達法ですが、実績も社会的信用もない状況では審査に通らないでしょう。
クレジットカード現金化やAmazonギフト券買取などの場合、利用に際して審査等はありませんが、その分悪徳業者が多い・使いすぎてしまう等の恐れがあります。
これらのサービスを検討する際は「悪徳業者を利用しない」「計画的に利用する」等を心掛けてください。

 

 

 

夢の実現だけがすべてではない

 

夢を掴んで成功していく様子

人気が高いYouTuberの場合、早く始めた人が成功していて、今から始めて成功するのは難しいと言われています。
それでも自分で動画編集や企画まで全て行えば、演者として成功しなくても裏方の仕事に就けるチャンスが広がります。

 

eスポーツのようにトッププレイヤーにならなければ何も得られないように見えるものでも、駆け引きや本番での勝負強さを身につけられるので、営業職や正確な作業を求められる仕事に役立つ部分も多数あります。

 

好きなことや人より長けている能力を伸ばすことによって、第一希望の夢が叶わなくても、結果的に好きなことに関連した仕事を見つけられる可能性が高まります。

 

参考:自分の作品をインターネットで販売する

 

 

詐欺商材が増加

好きなことを仕事にしようとする人が増えた影響で、ノウハウを販売する情報商材が増加しています。
全てが詐欺ではないですが、販売者は自分が実践しても稼げないからノウハウを売ってお金に変えようと考えている人が多いです。

 

動画編集やWeb製作の基礎を教える教室に近いものならいいですが、アフィリエイトやSNS集客など簡単に稼げることをキャッチコピーにした情報商材は慎重に検討してください。
この手の情報商材の支払いに関するトラブルは年々増加傾向にあり、社会問題となりつつあります。現状では明確に取り締まる法律もなく、消費者側が泣き寝入りせざるを得ないケースが圧倒的に多いのが事実です。

 

新時代で人気になっている仕事は向き不向きの適正があり、誰もが簡単に成功できるビジネスモデルが少ないです。
成功している方の大半は、ある程度は独学でスキルを高めて仕事へ変えています。
好きなことを仕事にするには相応の努力が必要です。

 

成功する為には努力が必要!

 

厳しい言葉に聞こえるかもしれないですが、好きなことだからこそ努力するのが苦痛に感じにくいものですし、努力した時の伸びシロが大きいので、やりがいはあるけど稼げない仕事ではなく、収入や将来性の高い仕事を見つけられるチャンスが大きくなります。