ワンコイン投資
ワンコイン投資は名称の通り、500円もしくは100円からのワンコインで手軽に始められる投資です。
500円のみで運用を始められるものは少なく、大半のものが積立を求められるので注意しましょう。
主要なワンコイン投資商品の特徴と注意点をまとめました。
LINEスマート投資
最低運用額 | 500円/週(月2,000円~) |
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投資商品 | ETF |
運用方法 | ノーベル賞受賞理論に基づいたアルゴリズム |
特徴 | LINEPayでの出金対応、LINEPayのポイント併用可能 |
もっとも人気の高いワンコイン投資で、週に500円~の積立が必須になります。
LINE上で手軽に運用を始めることができ、出金や解約もスムーズにできることがメリットです。
運用額は随時変更できますので、少額から始めて少しずつ積立額を増やしながら中長期的な資産形成をしたい方から選ばれています。
ジャパンネット銀行
最低運用額 | 100円程度~ |
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投資商品 | 外貨貯金/投資信託(つみたてNISA) |
運用方法 | 外貨による高利運用、投資信託 |
特徴 | 外貨貯金なら少額の都度投資が可能 |
ジャパンネット銀行では、貯金残高を使った手軽な資産運用サービスを2つ用意しています。
外貨貯金は100円程度を好きなタイミングで都度投資できる点が特徴ですが、為替レートの変動による損失リスクが高いです。
長期運用した場合は、外貨ならではの高利回りによる利息によって利益を出せる可能性が高まります。
投資信託は月々500円~の積立に対応していて、投資先商品によって最低投資額が変わってきます。
ロボアドバイザー系
最低運用額 | 10万円~(月1万円以上の積立) |
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投資商品 | 主にETF |
運用方法 | AIを活用したアルゴリズム |
特徴 | 実績豊富な投資アプリが多い |
ロボアドバイザーはAIなどを活用した自動運用をスマホから手軽にできるサービスです。
ただし、多くのサービスが月1万円以上の積立が必須になり、ETFを活用した運用をするには保有残高10万円以上が条件になっています。
一部のロボアドバイザー投資アプリは、1日500円など毎日分割した積立投資に対応しています。(500円×30日=15,000円)
つみたてNISA
最低運用額 | 100円~/月 |
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投資商品 | 主にETFを活用した投資信託(少額運用の場合) |
運用方法 | 投資先商品による |
特徴 | 豊富な商品に対応、税制面の優遇 |
つみたてNISAは年間40万円までの積立額で得た利益が20年まで非課税になる税優遇が魅力の積立投資商品です。
アプリ管理もできますが、基本的にはネット証券の口座開設をしないと運用できません。
NISAも100円からの少額運用に対応していて、NISAで相応の軍資金があれば現物株を買って配当や優待を得ることが可能です。
積立NISAは、お任せ運用できる投資信託かインデックスファンドを活用する流れになります。
おわりに
ワンコイン投資の多くは積立商品になり、活用する投資家の多くは年間数万円から数十万円の積立をしています。
生命保険会社が販売する積立保険や貯蓄性が高い保険商品とは違い、スマホアプリ版を用意しているワンコイン投資商品の多くは、早期解約しても運用実績に応じた利益を確定させることが可能です。
月に1万円未満など少額の積立投資に興味があるけど毎月定額の積立を続けるルールに抵抗がある方は、おつりを活用した自動投資アプリを比較検討してみてください。